パニック時の考え方【新型肺炎を例に】

以前、「読解、思考する能力」というタイトルで思考、つまり考えることの大切さを記事に書きました。

 

世界的に「新型コロナウイルス」が流行っているということで、日本でもちょっとしたパニック状態にあるように思います。
トイレットペーパーがなくなるなどはそのパニック具合をあらわす良い例でしょう。

このような時こそ状況を分析し、考えることで冷静に対処しなければなりません。

今回の騒動を例にどのように考えたら良いのか見ていきましょう。


注:当記事は読み方によっては今回のウイルスがさして脅威ではないと受け取られるかもしれませんが、そのように思わせる意図はありません。
風邪、インフルエンザ対策、予防をしっかり行いましょう。



「何が」「なぜ」ヤバイのかを考える

2020年3月現在、「新型コロナウイルウイルス」の流行に伴うパニックにより、トイレットペーパーなどの生活用品の買い占め、一時的な不足が起きています。

あくまで「一時的」です。落ち着きましょう。
そう、こういう時こそ落ち着かなければなりませんが、どうしたら良いのでしょう?

まずこのような時には、何が起きているのか認識することが必要です。

「新型のウイルスが流行っててやばいんじゃないの?」

それはそうなんですが、さらに思考しましょう。
「何が」「なぜ」に注目します。

「何が」=「新型コロナウイルス」ですね。
では、「なぜ」ヤバイのでしょう。

例えば、ある人はこう考えたとします。

「感染が広がってるし、死者も出てるから」ヤバイ。

確かに、感染は死の恐れもありますが、それって普通の風邪でも同じじゃないのでしょうか?
毎年流行る風邪の原因もコロナウイルスということがあります。肺炎も同様です。そのいわゆる「通常の」風邪で毎年何人が亡くなっているかご存知ですか?
インフルエンザは毎年流行りますが、今回ほど騒ぎにはなりませんよね?その死亡者数、致死率はご存知ですか?
おそらくほとんどの方は知らないでしょう。

例年の風邪、肺炎による死者、致死率を知らないのに、つまり比較していないのに、「新型」の致死性が「ヤバイ」と感じているわけです。
これってちょっとおかしくないですか?

上記はあくまで一例ですが、「知らないのに知った気になって不安になっている」ということがポイントです。

なぜ知った気になってしまうのかは別記事で考察します。


また、「なぜ」についてこう考える方もいるでしょう。

「新型」であるため、変異や治癒後の想定外の障害があるかもしれないからヤバイ。

この不安についてはある程度納得できると思います。
僕自身は「新型」の定義も気になってしまうところですが(誰か知ってたら教えてください)、新しいものだからその影響も未知数というのは考えた結果正しい判断であると思われます。
正しい判断だとわかると冷静な対応も可能です。

以上は考え方の一例ですが、このように不安に思ってることに対して客観的に「何が」「なぜ」を考えることによって不必要な不安が消え、正しい判断をしやすくなります。

人間は知らないものを恐れるので、対象をできるだけ明確にして冷静な対応を取りやすくするのです。


客観的に考える

「何が」「なぜ」ということを具体的に考えると、不安が整理され、冷静な判断がしやすくなるのは前述の通りです。

また、もう一つ冷静に考える手段として役に立つのが「客観的に考える」ということです。

客観的とは「周りから(第三者)の目線」という意味です。
逆は主観的で「自分からの目線」という意味です。

何か出来事の当事者はその出来事が自分に直接関係するため、冷静な判断が出来ないことがあります。逆に、他人へのアドバイスは適切ということもよくあります。
研究でも正しいとされているのですが、実生活の中で感じることもあると思います。

恋愛のことならこの人に聞けば間違いない、という先輩なのに自身の恋愛となると失敗してばっかりとか…。

この場合も、他人へのアドバイスは冷静に正しい判断で行えるが、自分自身のこととなると正しい判断ができなくなっているということです。

誰も好き好んで自分に不利な判断はしたくないですよね?しかししてしまう。これは無意識に行なってしまっているということなのです。
そのため、意識的に客観的になる必要があります。

批判的に考える

急に「客観的」にと言っても難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。そういう時は得た情報に対して批判的に考えてみることをオススメします。

得た情報に対して反対意見や「なぜ」ということを考えます。
そうすることで情報を噛み砕き、分かりやすくなるとともにデマ情報などに振り回されなくなります。

また、批判的に考え、それでも情報を肯定する材料の方が多ければその情報は信頼しても良いことになります。


まとめ

不安がある時には通常の思考法は取りづらくなります。
そのことを意識して考えることで、何が不安なのかがはっきりし、対処法が見え、無駄なパニックも避けることができます。

現代では情報は氾濫しております。だからこそその情報を鵜呑みにせず思考する必要があるのです。

実は続きがある記事でしたが、時世的にセンシティブな内容だと判断したので中途半端感は否めませんがこの辺りで一旦閉めさせていただきます。

引き続き体調には気をつけて楽しく人生を過ごしましょう。
では。

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