関係代名詞“that”、同格“that”の判別【英文法】【大学入試】

質問があったので記事にさせていただきます。
前回の動名詞から見たら結構なレベルアップですね。

すぐに結論を知りたい方は5.まとめだけご覧いただいても大丈夫です

では行ってみましょう!

目次【本記事の内容】


1. 関係代名詞“that”と同格“that”

まずはそれぞれがどのような文なのか例文を見てみましょう。

  1. I know the fact that you are trying to talk about.
    (私はあなたが話そうとしている事実を知っている。)

  2. I know the fact that you are trying to talk to him.
    (私はあなたが彼に話そうとしているという事実を知っている。)


1が関係代名詞の”that”、2が同格”that”です。

意味もちょっと違いますね。

1は事実の中身を知っているということ。

2は話そうとしているということ自体を知っている(内容を知ってるかどうかは不明)ということです。

ではどう判断すれば良いのでしょうか?

 

2. そもそも関係代名詞って?

関係代名詞について復習します。

・I saw a man who speaks English.
(私は英語を話す人に会った。)

・I am reading a book which was written by Yukito Ayatsuji.
 (私は綾辻行人によって書かれた本を読んでいる。)

・He has the CD that you want.
 (彼はあなたが欲しがってるCD持ってるよ。)


それぞれ赤字が関係代名詞です。
もっとパターンは多いのですが、詳しい解説はまた関係代名詞の記事に譲り、簡単に解説していきます。

関係代名詞の文は、

・メインの文(主節)
・説明の文(関係節)

に分けることができます。

I saw a man who speaks English.

↑の文では青字 “I saw a man”がメインの文(主節)です。
その中の名詞 “a man”を説明(修飾)している赤字 “who speaks English” が説明の文(関係節)です。

この関係節を見てみると、”who” が主語、”speaks” が動詞の役割をしています。
さらに、この主語 “who” は文全体でみると “a man” のことです。
“speak English(英語を話す)”のは “a man(男の人)” ですからね。

同様に、今度は3つ目の例を見てみます。

He has the CD that you want.

こちらは先ほどとは少し異なり、関係節 “that you want” の”that” が主語ではなさそうです。なぜならその後に”you (主語)want(動詞)” が続くからです。
では何なのか。

一つ目の例では “who” = “a man” でした。
となると、今回も“that” = “the CD” のはずです。

そう考えると、”that(the CD)” の本来の位置は

you want the CD

ということになり、ここでの”that” は目的語ということが分かります。

以上のように、関係代名詞はメインの文(主節)の名詞の代わりとなり、その名詞を説明(修飾)する説明の文(関係節)を作るという性質があります。

今回のポイントは関係節の中に名詞の居場所がある、ということになります。


3. 同格“that”

 

I heard the news that he had passed the exam.
(私は彼が試験に通ったという知らせを聞いた。)


同格 “that” の例です。
“that” 以下が”the news” の内容をあらわしています。つまり

“that” 以下の文=the news

となっています。
関係代名詞は

“that” = 名詞

でしたね。
ここが大きな違いです。

では、どのように判別したら良いのでしょうか。

 

4. 判別

ここで最初の例に戻ってみましょう。

  1. I know the fact that you are trying to talk about.
    (私はあなたが話そうとしている事実を知っている。)

  2. I know the fact that you are trying to talk to him.
    (私はあなたが彼に話そうとしているという事実を知っている。)

1(関係代名詞の文)の後半の部分を見てみると、


you are trying to talk about


となっています。
日本語訳すると「あなたはについて話そうとしている」となり、「〜」の部分には本来 “the fact” が入り、「あなたが事実について話そうとしている」となります。
関係節には名詞の居場所がある、ということです。

対して、2(同格)の例文の後半、


you are trying to talk to him


「あなたは彼に話そうとしている」となり、不足しているものがない状態です。
名詞の居場所がない、のです。
これが判断方法です。


5. まとめ

それぞれの文法の概要まで見てみましたが、実践的に文法判別問題に対応するためには以下のことを覚えておけば良いでしょう。

“that”以下の文に名詞の居場所がある
→関係代名詞

“that”以下の文に名詞の居場所がない
→同格

あんだけ話しておいてこんだけかよ、って感じですが、大体こんな感じで判断できると思います。

では、楽しい英語学習を!

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