音楽を始めていつの間にか20年ほど経っていました。お仕事としてもまあまあな年月が流れまして。
ということで、前からやってみたかった音楽のお話を基礎からやっていきたいと思います。
「理論」ていうほど難しいものではないので初心者さんも安心してご覧ください。
さて、音楽の三要素ってご存知でしょうか?メロディ、リズム、ハーモニーの3つが音楽の3要素と呼ばれています。今回は「メロディ編」として、音名、音階の基礎からお話しします。
ピアノなど鍵盤楽器をお持ちの方は鍵盤を見て音を出しながらだとよりわかりやすいと思います。
アプリの鍵盤でもOKです。
音楽理論を学ぶ一助となれば幸いです。
目次【本記事の内容】
- 1.音名と五線譜上の位置
- 2.全音と半音
- 3.メジャースケール?
- 4.まとめ
音名と五線譜上の位置
まずは音名と五線譜です。
こちらは知ってるよって方も多いと思いますが、「ドレミファソラシド」って五線譜で表すとこのようになります。ト音記号かヘ音記号かで変わりますが、今回は気にしなくて大丈夫です。
鍵盤上ではこんな感じ↓
黒鍵の位置で「ド」の場所を覚えてください。
ドレミの上に青字で何やらアルファベットも書かれていますね。
ドレミの別名と思っていただいて結構ですが、こちらも音楽をやる上ではよく使うので覚えておきましょう。
ここで実際に「ドレミファソラシド」の音を出してみましょう。
お馴染みの音ですよね?
しかしこの音階、「ドとレ」の音程差と「ミとファ」の音程差って違うの気づきましたか?
全音と半音
ではどう違うのか。
結論から言うと、全音と半音で違います。
もう一度鍵盤を見てみましょう。
ドとレの間には黒鍵が一つありますね。対して、ミとファの間には黒鍵がない。
黒鍵も音の一つですから、ドからレに移動するには黒鍵を通って2歩動いたことになります。
ミからファは1歩ですね。
この2歩の幅を「全音」と言います。
1歩は全音の半分なので「半音」と言います。
そうやってみるとドレミファソラシドの中には「ミとファ」、「シとド」の2つの半音がありますね。
さらに全音にも注目してみると、「ドレミファソラシド」って
全 全 半 全 全 全 半
と進んでいるのです。
そしてその並びを「メジャースケール」と呼びます。
メジャースケール?
メジャースケールとは音階の一種で、明るい音階とされているものです。
「○長調」とも呼ばれたりもします。クラシックで聞いたことあるかもしれませんね。
そのメジャースケールは
全 全 半 全 全 全 半
の音程差で動いているのです。
「ドレミファソラシド」はド(C)から始まるメジャースケールなので
Cメジャースケールと呼びます。
ではDメジャースケールを作ってみましょう。
赤矢印が全音、青矢印が半音です。
ということで、D(レ)から始まるメジャースケール、Dメジャースケールは
レミ#ファソラシ#ド
となります。
実際に鳴らしてみてください。
馴染みのドレミファソラシドと同じ響きがするはずです。
同様にして、計12個のメジャースケールを作ることができます。
ご自分でも何か作って練習してみてください。
まとめ
ということで、メジャースケールを作れるようになりました。
すごく大雑把な考えにはなりますが、このスケールの中の音を使えばスムーズなメロディが組み立てられるということです。
他にもマイナースケールなど音階は存在しますが、まずはメジャースケールを覚えて音階の感覚を掴みましょう。
まとめです。
- ドレミファソラシドの別名CDEFGABC。
- 鍵盤の隣り合う音程は「半音」、黒鍵を挟む音もしくは鍵盤2つ分を「全音」という。
- メジャースケールは「全 全 半 全 全 全 半」。
今回はこれを覚えていただけると今後の音楽話も理解しやすいかと思います。
ではまた次回もよろしくお願いします。
良い音楽ライフを!
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